松田 学
まつだまなぶ (前衆議院議員)
【現職】
東京大学大学院客員教授、横浜市立大学客員教授、松田政策研究所代表、(社)中央政策研究所理事、大樹リサーチ&コンサルティング株式会社執行役員・特別研究員、
政策科学学会副会長、国家基本問題研究所客員研究員、NPO横浜ひとまちくらし研究会理事、NPOエコキャップ推進協会顧問、その他。
2016年1月より一般社団法人「エコキャップリサイクル推進機構」理事長、一般社団法人「日本公益メディア協会」代表理事。
【国会議員としての経歴】
・2012年衆議院議員に当選(比例南関東、日本維新の会)、党・国会議員団副幹事長、神奈川県総支部代表。
・2014年、次世代の党を結党。党・政調会長代理、税制調査会長、神奈川県連会長。
・衆議院では、内閣委員会理事、財務金融委員、国土交通委員、消費者特委オブザーバー等を歴任。
【前歴】
1957年11月11日京都府生まれ。
- 1981年:
- 東京大学経済学部を卒業、同年に大蔵省に入省(大臣官房)。
- 1983~85年:
- 西ドイツ・ボン大学社会経済学研究所留学(理論経済学)
- 1985~87年:
- 大蔵省関税局、内閣官房内閣外政審議室・特命事項担当室にて、対外経済摩擦問題、マクロ経済政策などを担当。
- 1987~88年:
- 洲本税務署長
- 1988~95年:
- 大蔵省本省の大臣官房、理財局、国際金融局、及び経済企画庁などにて、課長補佐として、消費税の導入、財政投融資、国際金融、証券取引等監視委員会の設立、マクロ経済政策、地方財政などを担当。
- 1995~97年:
- 大阪国税局査察部長
- 1997~99年:
- 大蔵省大臣官房企画官として金融行政の機構改革、平成不況下のマクロ経済政策や金融危機対応策の調整、国際的な政策協調などを担当。
- 1999~2006年:
- 成田税関支署長、内閣官房内閣審議官、横浜税関総務部長、財務省関税局関税企画官、同監視課長、国土交通省北海道局予算課長、財務省関税局管理課長などの立場で、国の予算編成、地域再生策、税関行政の統括、個人情報保護法制の立案、日本の産業空洞化問題への対応などを担当。
- 2006~2008年:
- 東京医科歯科大学教養部教授に出向(兼同大学副理事・学長特別補佐)。
- 2008年:
- (独)郵便貯金・簡易生命保険管理機構理事に出向。
- 2009年:
- 預金保険機構金融再生部長に出向。
- 2010年:
- 財務省を退官、参議院選挙に立候補。
退官後は、大樹総研執行役員・特別研究員、横浜市立大学客員教授、埼玉学園大学大学院客員教授、政策科学学会副会長、NPO「横浜ひとまちくらし研究会」理事、 NPO「食をプロデュースする淡路島」顧問、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)企画委員、(社)中央政策研究所理事など。
【主な著書】
「競争も平等も超えて」(財経詳報社)、「永久国債の研究」(共著、光文社)、「TPP興国論」(kkロングセラーズ)、「ニッポン興国論」(kkロングセラーズ)、「国力倍増論」(創芸社)、等多数。
【趣味】
チェロ演奏、クラシック音楽、俳句
【ブログ】
松田まなぶオフィシャルブログ
【E-mail】
nipponsaiken@gmail.com
【参考】
個人の立場での主な活動歴
(財務省在官時から衆議院議員当選までの間の活動)
○言論NPO:
質の高い本格的で層の厚い政策論のマーケットを創る活動。言論NPOは、2001年秋に各界を超えた知恵のコラボレーションを進めるネットワーク型のメディア・シンクタンクとして、同世代の有志とともに設立した認定非営利活動法人。以後、このNPOの理事として、しっかりとした議論で有権者の立場に立った民主主義のインフラをつくる活動を続けてきた。その主たる活動内容は、政権評価・マニフェスト評価、日本の将来像と選択肢形成の議論づくり、国境を超えた議論の舞台運営、市民社会型の議論のプラットフォーム形成など。
○医療システム改革の議論創り:
大学教授への出向時より、日本の医療界とのネットワークを拡大、医療システム改革の議論に参画。社会システムデザイン研究所など様々な場で、医療の分野を中心に、日本の全体システム再設計について議論形成や提言・発信。日常的に講演活動を行い、横浜、大阪等で自らの政策論を論じることを中心に定期的な勉強会を主催。メディアにおいても、テレビ、オピニョン誌、インターネット論壇を中心に政策論の啓発活動を展開。
○シンクタンクにおける政策提言活動:
大樹総研にて、政府や国会議員、自治体等、広く政策当事者に対して政策提言を行う活動に参画、経済政策、地方自治、財政金融、国際政策、行政論など、各種政策分野に関する研究レポートを定期的に策定し配布。国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)にて、企画委員会に参画し、外交・安全保障をはじめ日本の時事問題につき政策提言活動。
○アカデミズムの分野での活動:
東京医科歯科大学教授として経済学、歴史学、社会システム設計論を講じ、当時から、他の大学院客員教授として「アジア政策論」を講じてきた。他方で、中国の大学等でもアジアにおける日本の将来像や日本のアジア戦略などについて講義を行うなど、日中間の議論交流にも携わってきたところ。2009年7月には、学界と政策当事者、実務家などが知恵のコラボレーションを進める場として「政策科学学会」を各界の有志とともに創設、同学会副会長に就任。
○複数の地方自治体等での地域再生構想の策定・実践:
①地方の某地域エリアに対して農業シニアリビングタウン構想(水耕栽培の農業工場等で都市近郊にシニア世代の活動や生活の場を生み出す構想)を提唱し、その実現に向けて官、民のコラボレーションの場をリード
②東京近郊某都市における健康都市プランの策定に参画
③横浜市を中心に地域再生の議論づくりを開始。これらは、先の医療システム改革などと併せ、「活力ある超高齢社会の運営モデル」構築に向けたチャレンジの実践。
○各政策分野における議論活動:
言論NPOの「政権評価、マニフェスト評価」活動に加え、その蓄積も活かしつつ、経済や外交だけでなく、財政、金融、国際経済、医療問題、行政論など各政策分野について、自ら議論を提起、様々な政策論の場に参画・発信。