飲む育毛剤と使用方法について
■飲む育毛剤の効果
薬を毎日飲むことによって、体質が変わっていきます。
今まで髪が生えにくい体質だったのを、生えやすい体質に変えていくのです。
さきほどメダリストを飲み続けることにより、酸性体質をアルカリ体質に変えると説明しましたが、薬を飲むことによりほとんどの方が、体に何らかの反応があるはずです。
可能性として一番高いのが、薬を飲み始めて1ヶ月ほどすると抜け毛が増えます。
これ以上抜け毛が増えて恐ろしいと思うかもしれませんが、喜んでください。体が薬に反応している証拠です。
この段階に来るとよくカウンセリングにも「薬を飲み始めて3週間ぐらい経ったのですが、ものすごく抜け毛が増えて心配です。本当に大丈夫でしょうか?」という相談がたくさん来ました。
大丈夫です。
それは明らかに薬が効いている証拠です。これは良いことなんです♪
ここで、抜け毛が増えたことによって、自分にはこの薬は合わないのではないかと思い、服用するのを途中でやめないでください。
ここでやめたらもっとハゲて終わりです。
飲み始めて2ヵ月後に状況が変わってきます。手足の毛が今まで以上に毛深くなり、頭にもうっすらと髪が生えてきていることに気づくと思います。
以前行っていた相談の中で、「だんだん毛深くなってきたのでどうにかなりませんか?」というものをいただきました。
しかし、この対処法はさすがに私にもわかりません。でも、多少毛深くなって髪が回復するのと、毛深くならずに薄毛のままでいるのとあなたはどちらを選びますか?
もし毛深くなったら髪が生えてくるサインだと思って喜んでください。
毎日、頭に薬を塗ったり、薬を飲んだり面倒かもしれませんが、必ず3ヶ月は我慢して続けてください。
マニュアルどおりの生活をし、ちゃんと薬を飲み続けていればほとんどの方は髪が生えてくるでしょう。
また、 ちまたでは、ミノキシジルやプロペシアについて「薬の服用をやめてしまうと薬によって回復した髪はまた失われてしまう」という話がありますが、一度回復した髪は、なかなか以前のように簡単に抜けて薄毛になったりはしません。
私の育毛・発毛法では、そうならないようにいろいろと試行錯誤をしています。
まず、ある程度髪が生え揃った時点で、薬の服用を毎日から3日に2回、2日に1回、そして3日に1回と徐々に減らしていってください。
減らすペースは自分の髪の状態を見ながらで大丈夫です。
また、決して薬だけに頼らないようにマニュアルに記載してあることをなるべく遵守して、遂行するようにしていってください。
これだけでも、一度回復した体質はだいぶ維持されます。
狙いはあくまでも一時的には薬に頼っても、それと同時に体質を改善して髪が生えやすい体質に戻すことです。