当たり前に体に良いことをしよう
■脂ものを控えると薄毛が治る!?
特に男性は歳を重ねていくと脂臭くなっていきますね。
よくオヤジ臭いとか、オヤジのニオイがするとかいいますけど、実際に歳をとっていくと体質が変わるらしいです。
男性ホルモンによる影響があるらしいです。
わたしも抜け毛が酷くなった頃から、なんとなく自分が脂臭くなった気がしましたし、なんだか自分のニオイが気になるようになりました。
ちなみに今はそんなことないですよ。たぶんですが…
からだが脂臭くなるのは、薄毛への危険信号と考えても過言ではありません。
あぶらとり紙を使うと当然のことながら、皮膚から出ている脂がとれます。それによってしばらくは、顔がテカテカすることはないのですが、時間がたてばまたテカテカします。
そのサイクルが早いほど、体内の脂が出やすい状況にあるということです。
そのサイクルが少しでも長くなるように気をつけることも、一つの目安となると思います。
(これからはあぶらとり紙を持ち歩いてはいかがでしょうか。あぶらとり紙は100円ショップでも売っていますよ。)
体を清潔にすることを意識するだけでも、髪への良い影響はありますから。
そして、脂ものはそれがもろに影響します。
脂はとりすぎると、血中にコレステロールや中性脂肪が増え、血液がドロドロになり、血流が悪くなります。血流が悪くなれば、その分、髪にも栄養が行き届きにくくなります。
特に外食は控えましょう。なんせ脂ものが多いですから。
男性の場合、朝食をとらずにお昼に牛丼や、炒め物など、脂ものを取る機会が多いですよね。
これからは、なるべく毎日朝食をとってください 。
これだけでだいぶ違います。
朝食をとらないと、脂を吸収しやすいのです。
どうしても朝食を食べない方は、野菜ジュースを飲むだけでも、だいぶ変わってきます。
昼に脂ものを食べる場合は、当たり前ですが野菜を食べたほうがいいです。
皆さんご存知の通り、韓国人が焼肉を頻繁に食べても、太ったり不健康にならないのは、必ず肉と一緒に野菜を食べる習慣があるからです。
キムチも脂肪を燃やす効果があるのでなお良いのです。
焼き肉屋さんに行ったら、サンチュとキムチをお忘れなく。肉をサンチュで巻くと、いくら食べてもなかなか気持ち悪くならないのはそのためです。
よく、コンビニ弁当は良くないといいますが、今は添加物の入っていない弁当もかなり売られています。コンビニ弁当のよいところは、必ずラベルにカロリーが書いてあり、内容の記載があることです。 炭水化物がどのくらいか、糖分がどのくらいか。そこに脂質の記載もあります。
一般的には、皆さんカロリーばかり気にしますが、カロリーが高くても、脂質が低いこともありますし、カロリーが低いわりに脂質が高い場合もあります。
糖分も同じことが言えます。糖分も控える努力をいたしましょう。
ですので、糖分と脂質をなるべく控えることがとても重要です。
また、世間一般でよく言われている、ワカメや昆布をたくさん食べたからといって髪が生えるわけではないようです。
海藻類にはビタミンやミネラルが多く含まれているので髪のために必要な栄養素がたくさん入っていることは間違いないようです。
が、ビタミンやミネラルは他の食品からでも充分に取れますよね。
髪には一通りの栄養は必要ですので、偏ったものばかり摂取しても効果は期待できないようです。
ダイエットでも、糖分と脂質をなるべく取らないようにしなければならない、と必ず言われますね。
一見普通の体型でも、体脂肪率が高いような人には薄毛が多いです。
矛盾しているように思われるかもしれませんが、無理なダイエットは髪を生やすためには厳禁です。ずっと食べなければ体重も落ちますが、髪も生えてきません。
健康になる一つの目標として、体重を落とすのではなく体脂肪率を落とすことがとても重要です。
食べてもそれ相応の運動をしていれば、体重が増えることも体脂肪も増えることもありません。
しかし、私たち社会人は毎日そんなに激しい運動はできませんから、糖分と脂質をとり過ぎないように気をつける必要があります。
まず、髪を生やす第一歩として、極力スマートな体型に変身するよう努力することが、髪が生えやすくなる体質への近道となるでしょう。