当たり前に体に良いことをしよう
■適度な運動でハゲ予防!
髪を健康にするためには充分な睡眠が不可欠ですが、そのためには普段適度な運動をすることが一番です。
充分な睡眠とは、睡眠時間を多くとることではなく体に必要な休息を充分にとることです。
私もそうですが、長時間寝ないとダメなタイプの方はだいたい眠りが浅い人が多いです。
そういうタイプの方は試しに薬局で売っている睡眠導入剤を買って飲んでみてください。次の日の朝、すっきりと起きられます。もしそのように感じたら、今まで眠りが浅かった証拠です。
(※しかしこの方法は例えであってあまりお勧めしません)
特に、仕事で車の運転やパソコンなどをやることが多い方は、四六時中、頭が働いていますので寝るときも脳は興奮していて、眠りが浅いことが多いようです。
ということは、常にストレスをかかえている状態の可能性が高いですから、髪にも良くないわけです。
睡眠を深くするために薬に頼るのは時には必要ですが、からだのためにも適度な運動をすることにこしたことはありません。
しかし、いきなり眠るために薬というのも抵抗がある方もきっと多いことでしょう。
そこで、眠る30分ぐらい前にプロテインを飲んでみてください。
これでもぐっすり眠れます。牛乳でも野菜ジュースでもけっこうですので、それらと割って飲んでください。翌朝にはすっきりと起きられます。
髪のためには、体自身が健康でなければならないといっていますが、それは、内臓や血液、などさまざまなことにいえます。
しつこいようですが、ストレスをためることは非常に良くないです。
ストレスを発散するのにお酒もいいですが、やはり運動することにこしたことはありません。
私も以前ものすごくストレスの溜まる仕事についていて、週に3~4回は、夜中の3~4時くらいまで飲み歩いていました。
そうしないとストレスが残ってしまっていて、次の日にちゃんと仕事が出来ないのです。
「そんなに寝不足だったら仕事にならないだろう」と思うかもしれませんが、そこまで飲むと、「あ~、またやっちゃった」と思いながらも、「あれだけ飲んだのであれば、しっかりやるしかない」とちゃんと仕事に打ち込めたものでした。
でも、時々辛かった日もありましたけどね。
そんな時にボクシングジムに行くことになりました。
ボクシングジムには若くてかっこいい男たちが、一心不乱に練習に打ち込み、滝のように汗を流しているのでありました。
彼らは、服を着ているときは、どちらかというとやや細めかなというくらいスラッとしているのに、いざ脱ぐと、筋肉モリモリではないのですが、からだはすごく締まっていて、おなかも6つに割れています。
私はその時に決心したのであります。「俺もあんな風になりたい!」自分の情けない体を見ながら思いあらためて決意が固まりました。
毎日仕事が忙しく頻繁には通えませんでしたが、朝5時に起きて自宅の周りを走ったり、縄跳び、腕立て、腹筋などを、毎日ほとんどか欠かさずおこないました。
はじめは縄跳びがうまく跳べず(普通は両足で飛ぶのですが、ボクシングの場合片足ごとに跳ぶのがなかなかできず)、その恥ずかしい姿を他人に見られるのが嫌で、わざわざ自宅の近くの河川敷まで行って誰も見ていないようなところで、黙々とやっていました。(河川敷に住んでいるホームレスには時々見られましたが…。)
そうしているうちに、毎日それをやるのがすごく楽しくなってしまい、生活までが規則正しくなってきたのです。
その時はそれがストレス発散になっているとは気づいていませんでしたが、その頃から、ほとんど飲みには行かなくなりました。飲みたいと思わなくなったからです。
仕事のことでイライラすることも少なくなりました。
その時に「やっぱ運動っていいな」とあらためて思ったものです。
自分の体格も変わりつつありました。
1ヶ月くらいでやや出ていたおなかが引っ込み始めました。
胸の筋肉も、脂肪は取れて、胸が四角っぽく縦と横に線がついて割れるようになりました。
そして、トレーニングを始めて2ヵ月後にはついにおなかの筋肉が割れてボクサー体型に変身したのであります。
なぜ、こんなことを書いたのかというと、
まず、一つ目は、適度な運動が一番ストレス発散になり、血行や自律神経を良くする。
そして、二つ目は、実は私の髪が生え始めてきたのはこの頃からだからです。
今これを読んで、「そんなボクシングや縄跳びなんてやってはいられないよ」と思った方が多くいたはずです。やらないよりはやったほうが、いろんな面でよいことは多いかと思いますが、そこまでしなくても結構です。
ただ、これから心がけて欲しいことがあります。
それは、これからはなるべくエレベーターを使わずに階段を使ってください。
行き先が3階であろうと8階であろうと。
高層ビルなどでは、時間も体力も必要ですから無理しなくてもいいですけど、我々社会人が毎日コツコツと確実に出来る事といえば、それくらいです。
ですから、エスカレーターに乗るときは立ち止まらずに歩いてください。
今まで歩かなかった距離を歩いてみたり、エレベーターの代わりに階段を使ったりするだけで、ストレスの発散にはなっていますし、血行にも良い働きはできています。
ただし、当たり前ですが心臓や肺が悪い人は避けたほうがよいでしょう。
ほんの些細なことでだいぶ変わってきますので、騙されたと思って実行してみてください。
というのは、一般的に血糖値やコレステロールの検査をし、正常値の人と正常値を超えてしまっている人との差を調べたところ、 正常値だった人は、普段からなるべくエレベーターではなく階段を使い、少しの距離であればタクシーやバスを使わずに徒歩で移動する。正常値を超えてしまっている人は、普段からエレベーターを使うことが多く、移動もタクシーなどを多く使う、という結果が出ているようです。
私自身も、仕事の関係で今までタクシーを使うことが多かったのですが、徒歩あるいはバスに切り替えました。
長距離を移動する場合や徒歩が無理な距離はバスを使いますが、当たり前のことですが、ひとつ発見したことは、移動するのにタクシーは直接目的地の目の前に着くことができますが、バスはまず、出発点からバス停まで移動し、またバスを降り、停留所から目的地まで歩かなければなりません。
そのほんの少しの距離を歩くことが運動につながる、ということなのです。
そもそも、私たちのように普段仕事をして、時間が限られている社会人にとっては、そういう細かい積み重ねが一番手っ取り早いということらしいです。
たまには、ボーリングやバッティングセンターなどに行くことも、すごくストレスの発散になります。
軽い運動という意味でもそうですが、だいたい我々は、普段から同じようなところへしか行くことがありません。
日常的なことから少しでも刺激を与えることも、体にはたくさんの良い影響を与えます。
軽い運動をすると、体が再びそのような運動を欲するようになりますから、より効果的です。
ボーリングやバッティングセンターは一つの例に過ぎません。
スポーツジムや今流行りのホットヨガなどに通ってみてもとてもよいと思います。
時々でよいので、皆さんも何か運動をする心掛けをしてみてください。