育毛のためにやってはいけないこと!
■コンディショナーをはぶく
よく「俺はコンディショナーをしないよ」という男性の話を聞きます。
中には女性からもそういう話をたまに聞きます。
理由を聞くと、
「コンディショナーをするとシャンプーしてせっかく取った脂がまた付くような気がして」とか
「コンディショナーをしたことによって頭皮の脂が取れた気にならなくてさっぱりしない」など
特に髪について悩みを持っている人のほうがコンディショナーをしない人が多いようです。
実は私も以前までコンディショナーをしていませんでした。
理由は上記の人たちと同じです。なんだか洗ったあとの感覚がしっくりこなくて、シャンプーをしてもそのままコンディショナーをすることはありませんでした。
ところが、コンディショナーをしないことが、頭皮の脂を大量に出させる原因なのです。
これを知らない人があまりにも多すぎる。
頭皮の脂の役目とは、頭皮を守るためにあります。
頭皮の脂によって、頭皮の水分を維持したり、外部からの余計なものを守る仕組みを作っています。
シャンプーをするのは、髪や頭皮の汚れや余分な脂を取るためで、特に頭皮の余分な脂をある程度しっかり取ることはとても重要です。
シャンプーによって頭皮の汚れと余分な脂を取り、まず頭皮を清潔な状態に保ちます。
毛穴を綺麗にしなければ、育毛剤も浸透していきません。
しかし頭皮から脂を根こそぎ取ってしまうと、皮脂は自分の役目を果たそうと、猛烈なスピードで頭皮から脂を出そうとします。
そこでコンディショナーの登場です。
そもそもコンディショナーの役目は何か?
コンディショナーの役目は、
髪や頭皮を守ること。静電気やほこり、そして頭皮の状態のバランスを保つこと。
コンディショナーをしていないと、頭皮にはほとんどまったく脂が無い状態ですから、異常なほど脂が出てしまいます。
コンディショナーを洗髪の後にちゃんとしておくことによって、頭皮に人工的に保護される膜が作られ、皮脂の異常な分泌がなくなるわけです。
今まで、コンディショナーをしていなかった人は、急にコンディショナーをすると違和感があるかもしれませんが、騙されたと思ってやってみてください。
洗った直後は今までよりもさっぱり感が少ないかもしれませんが、次の日には、今までよりも脂臭くなることが感じにくくなるはずです。頑張ってやってみてください。
ちなみに、シャンプーをしたあとの頭皮(皮膚もそうですが)は、アルカリ性になります。
それがどんどん酸化していって、頭皮の脂が酸化したコテコテのおやじ臭いにおいに変わるわけです。だから、おやじ臭い人は酸性が強い、といえます。
頭皮も体内もアルカリ性にすることが望ましいです。